オ14 弥勒菩薩
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問題文
(ぶっきょうにおけるてんかいの1つ、とそつてんでしゅぎょうしているぼさつ。)
仏教における天界の1つ、兜率天で修行している菩薩。
(しゃかがなくなってから56おく7000まんねんごに、)
釈迦が亡くなってから 56億7000万年後に、
(とそつてんからげんせにおりてきて、)
兜率天から現世に降りてきて、
(りそうのせかいをつくるとされている。)
理想の世界を創るとされている。
(みろくぼさつはぶっきょうのそんかくで、ぼさつのいっそん。)
弥勒菩薩は仏教の尊格で、菩薩の一尊。
(じぞうぼさつほどではないが、にほんでもちめいどが)
地蔵菩薩ほどではないが、日本でも知名度が
(たかく、そのなまえをきいたことがあるひともおおいはず。)
高く、その名前を聞いたことがある人も多いはず。
(みろくというなは、さんすくりっとごの)
弥勒という名は、サンスクリット語の
(「まいとれーや」というおとをかんじにしたもので、)
「マイトレーヤ」という音を漢字にしたもので、
(「じひからうまれたもの」をいみするそうだ。)
「慈悲から生まれたもの」を意味するそうだ。
(にほんでみろくぼさつがゆうめいなのは、へいあんじだいいこう、)
日本で弥勒菩薩が有名なのは、平安時代以降、
(みろくしんこうがさかんだったことにゆらいする。)
弥勒信仰が盛んだったことに由来する。
(ぼさつはほかにもたくさんいるのに、)
菩薩はほかにもたくさんいるのに、
(なぜみろくぼさつだったのかというと、)
なぜ弥勒菩薩だったのかというと、
(かれはしゃかのつぎにほとけになることがきまっている)
彼は釈迦のつぎに仏になることが決まっている
(みらいぼとけだからだ。しゃかはみろくぼさつにたいして)
未来仏だからだ。釈迦は弥勒菩薩に対して
(「おまえはわたしなきあと、56おく7000まんねんごに)
「お前は私なきあと、56億7000万年後に
(このせかいにあらわれ、さとりをひらいてほとけとなり、)
この世界に現れ、悟りを開いて仏となり、
(せかいをすくうだろう」とよげんしている。)
世界を救うだろう」と予言している。
(みろくぼさつはとおいみらいとはいえ、)
弥勒菩薩は遠い未来とはいえ、
(かならずにょらいになり、せかいをすくうという)
必ず如来になり、世界を救うという
(ひろいっくなばっくぼーんをもっている。)
ヒロイックなバックボーンをもっている。
(そのせいかみろくしんこうはながいことつづき、)
そのせいか弥勒信仰は長いこと続き、
(えどじだいにはみろくのしゅつげんをねがってみずからが)
江戸時代には弥勒の出現を願って自らが
(みろくをたいげんしようとする「みろく」という)
弥勒を体現しようとする「身禄」という
(ぎょうじゃまであらわれた。)
行者まで現れた。
(まんがなどのふぃくしょんさくひんで、)
漫画などのフィクション作品で、
(みろくぼさつをしゅじんこうにするのも)
弥勒菩薩を主人公にするのも
(かれがきゅうせいしゅになることがやくそくされているから)
彼が救世主になることが約束されているから
(にほかならない。)
にほかならない。
(ちなみに、みろくぼさつはんかしいぞうのような)
ちなみに、弥勒菩薩半跏思惟像のような
(むひょうじょうだけどくちもとだけほほえみをたたえている)
無表情だけど口元だけ微笑みをたたえている
(ひょうじょうのことを、あるかいっくすまいるという。)
表情のことを、アルカイックスマイルという。