オ21 大日如来

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(うちゅうのほうそくをたいげんしたほとけであり、)

宇宙の法則を体現した仏であり、

(すべてのほとけはだいにちにょらいの)

すべての仏は大日如来の

(けしんにすぎないとされる。)

化身に過ぎないとされる。

(ぶっぽうをといたしゃかですらも、)

仏法を説いた釈迦ですらも、

(みっきょうにおいてはだいにちにょらいのいちぶ)

密教においては大日如来の一部

(ということになるのだ。)

ということになるのだ。

(だいにちにょらいは、ぶっきょうのりゅうはの1つである)

大日如来は、仏教の流派の1つである

(みっきょうにおいてほんぞんとされるそんかく。)

密教において本尊とされる尊格。

(みっきょうではうちゅうのしんりがたいげんしたものであり、)

密教では宇宙の真理が体現したものであり、

(いのちあるすべてのものは)

命あるすべてのものは

(だいにちにょらいからうまれたとされ、)

大日如来から生まれたとされ、

(しゃかにょらいもふくめてほかのそんかくは)

釈迦如来も含めてほかの尊格は

(だいにちにょらいのけしんとかんがえられている。)

大日如来の化身と考えられている。

(だいにちにょらいはさとりをえるためにひつような)

大日如来は悟りを得るために必要な

(ちえをしょうちょうするこんごうかいだいにちにょらいと、)

智慧を象徴する金剛界大日如来と、

(むげんのじひのひろがりをしょうちょうする)

無限の慈悲の広がりを象徴する

(たいぞうかいだいにちにょらいという2つのすがたをもつ。)

胎蔵界大日如来という2つの姿をもつ。

(こんごうはだいやもんどのことをさし、)

金剛はダイヤモンドのことを指し、

(そのちえがとてもかたく、)

その智慧がとても堅く、

(ぜったいにきずつかないことをしめしている。)

絶対に傷つかないことを示している。

など

(いっぽうでたいぞうとはぼたいのように)

一方で胎蔵とは母胎のように

(しんらばんしょうがだいにちにょらいのなかに)

森羅万象が大日如来のなかに

(つつみこまれていることをしめす。)

包み込まれていることを示す。

(この2つがそろうことでだいにちにょらいを)

この2つが揃うことで大日如来を

(ほんぶつとするみっきょうどくじのせかいかんがこうちくされ、)

本仏とする密教独自の世界観が構築され、

(それをあらわしたのがこんごうかいまんだらと)

それを表したのが金剛界曼荼羅と

(たいぞうかいまんだら、そしてそのりょうほうをあわせた)

胎蔵界曼荼羅、そしてその両方を合わせた

(りょうかいまんだらなのである。)

両界曼荼羅なのである。

(ほんらい、にょらいのぶつぞうはさとりをひらいたしゃかが)

本来、如来の仏像は悟りを開いた釈迦が

(べーすになっているため、)

ベースになっているため、

(そうしんぐなどはみにつけず、)

装身具などは身につけず、

(しっそながいけんをしたものがおおいが、)

質素な外見をしたものが多いが、

(だいにちにょらいはかんむりやうでわなどを)

大日如来は冠や腕輪などを

(いくつもみにつけている。)

いくつも身につけている。

(これはだいにちにょらいがばんぶつをないほうした)

これは大日如来が万物を内包した

(うちゅうそのものであることを)

宇宙そのものであることを

(しめしているそうだ。)

示しているそうだ。

(また、こんごうかいのだいにちにょらいぞうはちけんいん、)

また、金剛界の大日如来像は智拳印、

(たいぞうかいのだいにちにょらいぞうはほっかいじょういんをむすんでいる。)

胎蔵界の大日如来像は法界定印を結んでいる。

(ぜんしゃはほとけのちえのふかさ、)

前者は仏の智恵の深さ、

(こうしゃはさとりのきょうちをあらわす。)

後者は悟りの境地を表す。

(にんじゃがにんじゅつをつかうさい、)

忍者が忍術を使う際、

(ちけんいんににたいんをむすぶのは、)

智拳印に似た印を結ぶのは、

(ほとけのちえをかりるひつようが)

仏の智慧を借りる必要が

(あるからなのかもしれない。)

あるからなのかもしれない。

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