小説Ⅳ
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問題文
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(なぁせっかくならこのままどっかいかない)
「なぁせっかくならこのままどっか行かない?」
(はぁじゅぎょうはどうするんだ)
「はぁ?授業はどうするんだ」
(けんごがおきあがっていう)
賢冴が起き上がって言う
(じゅぎょうきいてもわからないんだからいいいじゃん)
「授業聞いてもわからないんだからいいいじゃん」
(わからないからいくんだろ)
「わからないから行くんだろ」
(じゃあじゃんけんできめようぜおれがかったらどっかいく)
「じゃあジャンケンで決めようぜ!俺が勝ったらどっか行く
(おまえがかったらじゅぎょううけるでどうだ)
お前が勝ったら授業受ける でどうだ?」
(わかった)
「わかった」
(じゃんけんぽんあいこでしょ)
「「ジャンケンポン!あいこでしょ!」」
(よっしゃ)
「よっしゃ!」
(くそっまけた)
「クソッ、、負けた、、」
(どうやらそらがかったみたいだ)
どうやら奏良が勝ったみたいだ
(なぁどこいくんだ)
「なぁどこ行くんだ?」
(きになってきいてみる)
気になって聞いてみる
(そんなのしんすぽにきまってんだろ)
「そんなの心スポに決まってんだろ!」
(でもこのへんにはなくない)
「でもこの辺にはなくない?」
(よしいっかいかえってしふくにきがえdえきまえに10じにまちあわせな)
「よし!一回帰って私服に着替え、D駅前に10時に待ち合わせな!」
(えおれのはなしむしかよ)
え、俺の話無視かよ
(おれいえとおい)
「俺、家遠い」
(けんごがひとりごとのようにつぶやく)
賢冴が独り言のように呟く