箴言1章(19-29節)
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問題文
(１９．りとくをむさぼるもののみちはすべてこのようだ。)
19.利得をむさぼる者の道はすべてこのようだ。
(こうして、もちぬしのいのちをとりさってしまう。)
こうして、持ち主のいのちを取り去ってしまう。
(２０．ちえは、ちまたでおおごえでさけび、ひろばでそのこえをあげ、)
20.知恵は、ちまたで大声で叫び、広場でその声をあげ、
(２１．さわがしいまちかどでさけび、まちのもんのいりぐちでかたりかけていう。)
21.騒がしい町かどで叫び、町の門の入口で語りかけて言う。
(２２．「わきまえのないものたち。)
22.「わきまえのない者たち。
(あなたがたは、いつまで、わきまえのないことをこのむのか。)
あなたがたは、いつまで、わきまえのないことを好むのか。
(あざけるものは、いつまで、あざけりをたのしみ、)
あざける者は、いつまで、あざけりを楽しみ、
(おろかなものは、いつまで、ちしきをにくむのか。)
愚かな者は、いつまで、知識を憎むのか。
(２３．わたしのしっせきにこころをとめるなら、)
23.わたしの叱責に心を留めるなら、
(いますぐ、あなたがたにわたしのれいをそそぎ、)
今すぐ、あなたがたにわたしの霊を注ぎ、
(あなたがたにわたしのことばをしらせよう。)
あなたがたにわたしのことばを知らせよう。
(２４．わたしがよんだのに、あなたがたはこばんだ。)
24.わたしが呼んだのに、あなたがたは拒んだ。
(わたしはてをのべたが、かえりみるものはない。)
わたしは手を伸べたが、顧みる者はない。
(２５．あなたがたはわたしのすべてのちゅうこくをむしし、)
25.あなたがたはわたしのすべての忠告を無視し、
(わたしのしっせきをうけいれなかった。)
わたしの叱責を受け入れなかった。
(２６．それで、わたしも、あなたがたがさいなんにあうときにわらい、)
26.それで、わたしも、あなたがたが災難に会うときに笑い、
(あなたがたをきょうふがおそうとき、あざけろう。)
あなたがたを恐怖が襲うとき、あざけろう。
(２７．きょうふがあらしのようにあなたがたをおそうとき、)
27.恐怖があらしのようにあなたがたを襲うとき、
(さいなんがつむじかぜのようにあなたがたをおそうとき、)
災難がつむじ風のようにあなたがたを襲うとき、
(くなんとくのうがあなたがたのうえにくだるとき、)
苦難と苦悩があなたがたの上に下るとき、
(２８．そのとき、かれらはわたしをよぶが、わたしはこたえない。)
28.そのとき、彼らはわたしを呼ぶが、わたしは答えない。
(わたしをさがしもとめるが、かれらはわたしをみつけることができない。)
わたしを捜し求めるが、彼らはわたしを見つけることができない。
(２９．なぜなら、かれらはちしきをにくみ、しゅをおそれることをえらばず、)
29.なぜなら、彼らは知識を憎み、主を恐れることを選ばず、
(３０．わたしのちゅうこくをこのまず、わたしのしっせきを、ことごとくあなどったからである。)
30.わたしの忠告を好まず、わたしの叱責を、ことごとく侮ったからである。
(３１．それで、かれらはじぶんのおこないのみをくらい、)
31.それで、彼らは自分の行いの実を食らい、
(じぶんのたくらみにあきるであろう。)
自分のたくらみに飽きるであろう。
(３２．わきまえのないもののはいしんはじぶんをころし、おろかなもののあんしんはじぶんをほろぼす。)
32.わきまえのない者の背信は自分を殺し、愚かな者の安心は自分を滅ぼす。
(３３．しかし、わたしにききしたがうものは、あんぜんにすまい、)
33.しかし、わたしに聞き従う者は、安全に住まい、
(わざわいをおそれることもなく、やすらかである。」)
わざわいを恐れることもなく、安らかである。」