箴言15章(18-33節)
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問題文
(18.げきしやすいものはあらそいをひきおこし、)
18.激しやすい者は争いを引き起こし、
(いかりをおそくするものはいさかいをしずめる。)
怒りをおそくする者はいさかいを静める。
(19.なまけもののみちはいばらのいけがきのよう。じっちょくなもののこみちはたいらなおおじ。)
19.なまけ者の道はいばらの生け垣のよう。実直な者の小道は平らな大路。
(20.ちえのあるこはちちをよろこばせ、おろかなものはそのははをさげすむ。)
20.知恵のある子は父を喜ばせ、愚かな者はその母をさげすむ。
(21.しりょにかけているものはおろかさをよろこび、えいちのあるものはまっすぐにあゆむ。)
21.思慮に欠けている者は愚かさを喜び、英知のある者はまっすぐに歩む。
(22.みつぎをこらさなければ、けいかくはやぶれ、おおくのじょげんしゃによって、せいこうする。)
22.密議をこらさなければ、計画は破れ、多くの助言者によって、成功する。
(23.よいへんじをするひとにはよろこびがあり、じぎにかなったことばは、)
23.良い返事をする人には喜びがあり、時宜にかなったことばは、
(いかにもうるわしい。)
いかにも麗しい。
(24.さとりのあるものはいのちのみちをあがっていく。)
24.悟りのある者はいのちの道を上って行く。
(これはしたにあるよみをはなれるためだ。)
これは下にあるよみを離れるためだ。
(25.しゅはたかぶるもののいえをうちこわし、やもめのじざかいをきめられる。)
25.主は高ぶる者の家を打ちこわし、やもめの地境を決められる。
(26.あくにんのけいかくはしゅにいみきらわれる。しんせつなことばは、きよい。)
26.悪人の計画は主に忌みきらわれる。親切なことばは、きよい。
(27.りとくをむさぼるものはじぶんのかぞくをわずらわし、)
27.利得をむさぼる者は自分の家族を煩わし、
(まいないをにくむものはいきながらえる。)
まいないを憎む者は生きながらえる。
(28.ただしいもののこころは、どうこたえるかをおもいめぐらす。わるもののくちはあくをはきだす。)
28.正しい者の心は、どう答えるかを思い巡らす。悪者の口は悪を吐き出す。
(29.しゅはわるものからとおざかり、ただしいもののいのりをきかれる。)
29.主は悪者から遠ざかり、正しい者の祈りを聞かれる。
(30.めのひかりはこころをよろこばせ、よいしらせはひとをすこやかにする。)
30.目の光は心を喜ばせ、良い知らせは人を健やかにする。
(31.いのちにいたるしっせきをきくみみのあるものは、ちえのあるもののあいだにやどる。)
31.いのちに至る叱責を聞く耳のある者は、知恵のある者の間に宿る。
(32.くんかいをむしするものはじぶんのいのちをないがしろにする。)
32.訓戒を無視する者は自分のいのちをないがしろにする。
(しっせきをききいれるものはしりょをえる。)
叱責を聞き入れる者は思慮を得る。
(33.しゅをおそれることはちえのくんかいである。けんそんはえいよにさきだつ。)
33.主を恐れることは知恵の訓戒である。謙遜は栄誉に先立つ。