117 古典派

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(こてんはおんがくのじだいは、ばろっくじだいのあと、)

古典派音楽の時代は、バロック時代のあと、

(ろまんはのじだいのまえで、ねんだいでいうと1750ねん)

ロマン派の時代の前で、年代で言うと1750年

((よはんぜばすてぃあんばっはのぼつねん)ごろから)

(ヨハン・ゼバスティアン・バッハの没年)ごろから

(1827ねん(るーとヴぃひヴぁん)

1827年(ルートヴィヒ・ヴァン・

(べーとーヴぇんのぼつねん)ごろまでをさす。)

ベートーヴェンの没年)ごろまでを指す。

(このじきは、「けいもうのじだい」とよばれるちしきじん)

この時期は、「啓蒙の時代」と呼ばれる知識人

(のじだいとかさなっており、けいもうしそうかであるてつがくしゃの)

の時代と重なっており、啓蒙思想家である哲学者の

(るねでかると、ヴぉるてーる、)

ルネ・デカルト、ヴォルテール、

(じゃん=じゃっくるそーらが、こじんのけんりと)

ジャン=ジャック・ルソーらが、個人の権利と

(じゆうにんげんとしてのかちりせいがたいせつだとしゅちょうした。)

自由・人間としての価値・理性が大切だと主張した。

(げいじゅつせいじてつがくでは、にんげんのせいしんがもつ)

芸術・政治・哲学では、人間の精神が持つ

(りせいてきにかんがえるのうりょくが、さまざまなかつどうを)

理性的に考える能力が、さまざまな活動を

(とおしてしょうさんされた。)

通して称賛された。

(びじゅつとおんがくのぶんやでは、このせいしんはぎりしあ)

美術と音楽の分野では、この精神はギリシア・

(ろーまのぶんかとびいしき(ちょうわ、ばらんす、)

ローマの文化と美意識(調和、バランス、

(きんこう、かんめいさ)へのけいとうとなってあらわれた。)

均衡、簡明さ)への傾倒となって表れた。

(りせいとしそうとおんがくのかみであるあぽろんが)

理性と思想と音楽の神であるアポロンが

(たたえられた。こてんはのさっきょくか(よはん)

たたえられた。古典派の作曲家(ヨハン・

(くりすてぃあんばっはや、そのごの)

クリスティアン・バッハや、その後の

(ふらんつよーぜふはいどん、)

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン、

など

(ヴぉるふがんぐあまでうすもーつぁると、)

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト、

(しょきのべーとーヴぇんなど)は、みなおどろくほど)

初期のベートーヴェンなど)は、みな驚くほど

(おなじけいしきをさいようしている。かれらは、じっけんてきな)

同じ形式を採用している。彼らは、実験的な

(こうかやよそくふかのうなようそをじゅうししない。)

効果や予測不可能な要素を重視しない。

(それとはぎゃくに、かんぺきをめざすけいしきしゅぎしゃだった。)

それとは逆に、完璧を目指す形式主義者だった。

(るねさんすのちょうこくかのように、なんせいきものこる)

ルネサンスの彫刻家のように、何世紀も残る

(げいじゅつをつくろうとどりょくし、にんげんのりそうをかんぜんに)

芸術を作ろうと努力し、人間の理想を完全に

(ひょうげんしたさくひんにいっぽでもちかづこうとふんとうしたのである。)

表現した作品に一歩でも近づこうと奮闘したのである。

(こてんはのじだいにさっきょくかたちは、きょうそうきょくと)

古典派の時代に作曲家たちは、協奏曲と

(そなたとこうきょうきょくのけいしきをかんせいさせ、)

ソナタと交響曲の形式を完成させ、

(そのきじゅんをさだめた。かれらのつくったせんれいは、)

その基準を定めた。彼らの作った先例は、

(そのご、すうじゅうねんにわたっておんがくげいじゅつのさいこうの)

その後、数十年にわたって音楽芸術の最高の

(きじゅんとしてじゅんしゅされた。だからといって、)

基準として順守された。だからと言って、

(かれらはさくひんのじょうちょてきなそくめんをぎせいにしたわけではなかった。)

彼らは作品の情緒的な側面を犠牲にしたわけではなかった。

(もーつぁるとのこうきょうきょくとおぺら、はいどんの)

モーツァルトの交響曲とオペラ、ハイドンの

(げんがくさんじゅうそうきょく、べーとーヴぇんのばいおりんそなたは、)

弦楽三重奏曲、ベートーヴェンのバイオリン・ソナタは、

(どれもひょうげんりょくにとんでいる。かれらは、けいしきに)

どれも表現力に富んでいる。彼らは、形式に

(せいつうしていたことだけでなく、そのどくそうせいと)

精通していたことだけでなく、その独創性と

(じょじょうてきかんどうてきなせんりつとでいまもたかくひょうかされている。)

叙情的・感動的な旋律とで今も高く評価されている。

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