オ9 天照大御神

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(「こじき」によれば、よみのくにからもどったいざなぎのみことが)

『古事記』によれば、黄泉の国から戻った伊邪那岐命が

(けがれをきよめたさいにひだりめからうまれ、みぎめとはなからはおとうとの)

穢れを清めた際に左眼から生まれ、右眼と鼻からは弟の

(つくよみのみこと、すさのおのみことがうまれている。このさんちゅうは)

月読命、須左之男命が生まれている。この三柱は

(「さんきし」とよばれ、あまてらすおおみかみはいざなぎのみことのしじで)

「三貴子」と呼ばれ、天照大御神は伊邪那岐命の指示で

(たかまがはらのとうちしゃになった。)

高天原の統治者になった。

(あまてらすおおみかみのいつわとしては、「いわとがくれ」がよくしられている。)

天照大御神の逸話としては、「岩戸隠れ」がよく知られている。

(そのほったんは、たかまがはらにきたすさのおのみことが、たんぼをこわしたり)

その発端は、高天原に来た須左之男命が、田んぼを壊したり

(しんでんにくそをしたりとわるさをしたこと。とうしょ、あまてらすおおみかみは)

神殿に糞をしたりと悪さをしたこと。当初、天照大御神は

(「かんがえがあるのでしょう」とおとうとをかばっていたが、さらなる)

「考えがあるのでしょう」と弟を庇っていたが、さらなる

(わるさではたおりのめがみがしぼう。おとうとをあまやかしたはんせいから)

悪さで機織りの女神が死亡。弟を甘やかした反省から

(あまてらすおおみかみはあまのいわとにこもるが、おおさわぎをしてきをひこう)

天照大御神は天岩戸にこもるが、大騒ぎをして気を引こう

(というかみがみのけいりゃくにひっかかり、みずからいわとをあけたところを)

という神々の計略に引っかかり、自ら岩戸を開けたところを

(そとへつれだされた。)

外へ連れ出された。

(このいつわからは、おとうとをかばうやさしさ、みずからはんせいするきまじめさ、)

この逸話からは、弟を庇う優しさ、自ら反省する生真面目さ、

(かんたんなけいりゃくにひっかかるそぼくさなどがうかがえる。)

簡単な計略に引っかかる素朴さなどがうかがえる。

(きょうりょくなかみなのにおごりもなく、むしろしたしみすらかんじさせる)

強力な神なのに驕りもなく、むしろ親しみすら感じさせる

(あまてらすおおみかみは、ほうじょうしんということもあってむかしからだいにんき)

天照大御神は、豊穣神ということもあって昔から大人気

(だった。とくにえどじだいにはまつられたいせじんぐうへのさんけいが)

だった。とくに江戸時代には祀られた伊勢神宮への参詣が

(さかんで、のうみんのいどうをきんじたばくふもさんけいはみとめており、)

盛んで、農民の移動を禁じた幕府も参詣は認めており、

(むしろさんけいにいくのをとめることをきんじていたという。)

むしろ参詣に行くのを止めることを禁じていたという。

など

(なじみぶかいかみだけにげーむやまんがなどにとうじょうすることも)

なじみ深い神だけにゲームや漫画などに登場することも

(あり、おおらかなせいかくのきょうりょくなぜんしんとしてえがかれることが)

あり、大らかな性格の強力な善神として描かれることが

(おおい。ただ、きんねんでは「あまのいわと」をもとに、)

多い。ただ、近年では「天岩戸」をもとに、

(「ひきこもりきしつのちょっとざんねんなめんがあるめがみ」)

「引きこもり気質のちょっと残念な面がある女神」

(としたさくひんなどもある。)

とした作品などもある。

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