オ60 メルトダウン (炉心溶融)
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ぽんこつラーメン | 6479 | S | 6.6 | 97.0% | 219.3 | 1466 | 45 | 33 | 2024/10/19 |
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問題文
(げんしりょくはつでんは、かくねんりょうをりんかいじょうたい)
原子力発電は、核燃料を臨界状態
((げんしかくのぶんれつじょうたいをいっていにたもっているじょうたい)にして、)
(原子核の分裂状態を一定に保っている状態)にして、
(かくぶんれつではっせいするねつではつでんする。)
核分裂で発生する熱で発電する。
(そしてめんてなんすなどでうんてんをていしするさい、)
そしてメンテナンスなどで運転を停止する際、
(ねんりょうからでたかくぶんれつせいせいぶつは、)
燃料から出た核分裂生成物は、
(かくぶんれつていしごもしばらくほうしゃせいほうかいをして)
核分裂停止後もしばらく放射性崩壊をして
(ほうしゃねつをだしつづける。このため、)
放射熱を出し続ける。このため、
(ろしんもしばらくれいきゃくしつづけなければならない。)
炉心もしばらく冷却し続けなければならない。
(しかし、なんらかのよういんでこのれいきゃくがおこなわれないと、)
しかし、なんらかの要因でこの冷却が行われないと、
(ろしんのおんどがじょうしょう。)
炉心の温度が上昇。
(こうおんになったねんりょうぼうがみずとはんのうすると、)
高温になった燃料棒が水と反応すると、
(ねんりょうしゅうごうたい(げんぱつでつかわれるねんりょうのさいしょうたんい)を)
燃料集合体(原発で使われる燃料の最小単位) を
(はかいしてしまう。)
破壊してしまう。
(これがめるとだうんである。)
これがメルトダウンである。
(このときのかくねんりょうはてつをもとかすこうおんのため、)
このときの核燃料は鉄をも溶かす高温のため、
(たいりょうのほうしゃせいぶっしつをふくむかくねんりょうがようきがい、)
大量の放射性物質を含む核燃料が容器外、
(さいあくはつでんしょのそとにまでもれでてしまうかのうせいがある。)
最悪発電所の外にまで漏れ出てしまう可能性がある。
(あんぜんひょうかでは、ねんりょうぼうのおんどが1200どにたっすると)
安全評価では、燃料棒の温度が1200℃に達すると
(めるとだうんがおきるといわれている。)
メルトダウンが起きるといわれている。
(このじこがおきるげんいんはきほんてきに2ぱたーんで、)
この事故が起きる原因は基本的に2パターンで、
(ろしんをれいきゃくするすべがうしなわれるれいきゃくざいそうしつじこか、)
炉心を冷却する術が失われる冷却剤喪失事故か、
(りんかいじょうたいをせいぎょするはんのうどのちょうせいにみすがあるはんのうどじこ。)
臨界状態を制御する反応度の調整にミスがある反応度事故。
(ぜんしゃのじれいはふくしまだいいちげんぱつじこ、)
前者の事例は福島第一原発事故、
(こうしゃのじれいはちぇるのぶいりげんぱつじこがゆうめいである。)
後者の事例はチェルノブイリ原発事故が有名である。
(そもそもげんぱつにかぎらずはつでんしょのじこはひがいがおおきい。)
そもそも原発に限らず発電所の事故は被害が大きい。
(すいりょくはつでんのばあい、しゅうちゅうごううなどでだむがけっかいすれば、)
水力発電の場合、集中豪雨などでダムが決壊すれば、
(かりゅうのまちはだいだげきをうける。)
下流の街は大打撃を受ける。
(かりょくはつでんしょのばあい、)
火力発電所の場合、
(ぱいぷらいんやねんりょうたんくにいんかすれば、だいかさいとなる。)
パイプラインや燃料タンクに引火すれば、大火災となる。
(じんるいはげんぱついぜん、)
人類は原発以前、
(でんきというぶんめいのりきをてにいれたしゅんかんから、)
電気という文明の利器を手に入れた瞬間から、
(もともとこうしたりすくをせおってきた。)
もともとこうしたリスクを背負ってきた。
(なにかをえるにはそうおうのだいしょうはつきものだ。)
何かを得るには相応の代償はつきものだ。